GXRのススメ
RICOHのGXRを入手してから毎日カメラを持ち歩いて、あっちこっちでパシャパシャしてます（仕事に行く時も．．．）。今まで写真に興味があっても毎日持ち歩きたいって思うカメラは持ってなかったので、GXRはそんな僕の眠れる想像力を「ガツン、ガツン」と刺激してくれるいい相棒となってくれています。うん。これが適正表現。「びんびんと」でも「ちくちくと」でもないんだなぁ、GXRの場合。久米田康治さんの『かってに改蔵』というマンガのなかで登場人物の女の子が目を輝かせて「振るい上がれ私の好奇心！！」と言っている挿絵がありましたが、まさにそんな感じです（笑）
今までは、ポラロイドとか、トイカメラ系、旅行用の普通のデジカメを使ってました。ポラロイドは面白いし、今でも大好きなんですけど、そのデカさゆえ毎日持ち歩くわけにいかないし、普通のデジカメはあくまで”思い出記録用”だったので、日常的に写真を撮って、家に帰って早くパソコンで画像を確認したいとは思わなかったし．．．
そこで出会ったのがGXR。カメラの技術的なことに関しては初心者の初心者なので、他の詳しい方におまかせするとして、全くの素人の僕なりにGXRの良い所をまとめてみると．．．
1．画像がきれい。作品として写真を撮ってみたいって思わせてくれるクオリティー。画素数で言ったら、今あるGXRのレンズユニットは1000万〜1260万なので大したことないですが（失礼）、リコー独特の絵作りのセンスがこのカメラの作り出す画像を特別なものにしていると思います。
2．コンパクト！最新のコンパクトデジカメと比べたらひと周りもふた周りも大きいですが、一眼並みの写真が撮れるのに、一眼よりもずっと小さくて軽量。いつでも、どこにでも持ち歩くカメラとして、この身軽さはズバ抜けた長所です。
3．ユニット交換式のレンズ。レンズ交換が出来るのにホコリなどを気にせずにサッと交換できる。同じ価格帯で一眼購入も可能ですが、初心者にとってレンズ交換のプレッシャーはひとつのハードルになっていると思います。そのハードルを取り払ってくれたリコーの企画力、開発力に感謝。ひとつ難点なのはGXRユーザーの憧れGR LENS A12 50mm Macroの値段が高すぎること。7万以上するもんなー。良いレンズでセンサー込みだから高くなるのはしょうがないけど、やっぱ単焦点は欲しい。1ユニットだけで終わりたくないし。P10キットやS10キットの発売で、僕みたいなハイエンドカメラ入門者にもGXRがアピールしているのは良いんだけど、二つ目のレンズユニットは雲の上。一般のユーザーとしては7万のレンズっていうのは勇気いるもんなー。この冬発売のA12 28mmはもう少し安くならないかな？
4．カスタマイズ機能が充実している。操作性も◎。レンズユニット交換もカスタマイズ感覚を満足させてくれるけど、様々なボタンに自分のよく使う機能を最高６コまで設定出来ます。これのおかげで写真を撮る度にいちいちメニューを開いてっ．．．あっ！操作間違えたっっ！！．．．って事がなくて楽ちん。あと、DIRECTボタンで撮るたびに設定を確認できるのも嬉しい機能。各種設定がボタンひとつで一覧確認できるので、撮ってみたけど「直前に撮った写真の設定のままだったー！！」ってのが防げます。同じ価格帯、あるいは少し上の価格帯のコンパクトカメラ／一眼でここまで操作が楽なのはないんじゃないかな？液晶も大きくて見やすいし。GXRは一眼じゃないけど、ユーザーとしては一眼感覚なんです。
5．マクロモードの描写力。「接写をするならリコー」と知り合いのカメラ好きの方がおっしゃっていましたが、その通り。あまりのキレイさに、はじめは花を撮るつもりなんてなかったのに、マクロ撮りたさにキレイな花を探しはじめています（笑）
6．デザイン。この重厚な黒とカクカクしたデザインは、女の子をターゲットにしたカラフルな一眼が発売されるこのご時世でも意外と女の子受けもいいようです。質感もいいし、やっぱカッコいい。グリップもしっかりとしたホールド感があっていい。
7．液晶のキレイさ。撮った写真を確認する時に液晶の粗さのせいでピンぼけに見えてボツにすることがない。パソコンのモニタで確認するのとそれほどイメージが変わらない。
。。。とりあえずはこんなところかな。とにかくGXRいいです。久しぶりの宝物ゲット。長く付き合うことになりそうなカメラです。これからもGXRで撮った写真をアップしていくのでよろしくお願いします。
GXR SPECIAL SITE-想像力をさりげなく刺激してくれるBGMもGood!
http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/special/
GXR+P10 SPECIAL SITE-このユニット使ってます。
http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/p10/index.html
